気づき日記

気の付いたことを書いています

図書貸出履歴は保存されていない件について

先日図書館で、「以前の貸し出し記録を見たいんだけど」と話したら、えっと引いた感じで、記録は取っていませんと怪訝な顔をされてしまった。よく考えてみると、昔々、どのような図書の傾向があるかによって思想が判断され、場合によっては監視されるなんて時代があったのだろうか。

現代はすべて見られていて、それこそこのブログを読んだということはどこぞの検索エンジンに察知され、それに応じた広告が表示されるなんてことは日常茶飯事だ。その気になれば当局が検索エンジンの会社に問い合わせれば思想なんてものはしっかり把握されてしまうだろう。

雑誌を定期的に借りていると、何年何月号まで借りているので、次は何月号から借りればよいかといった判断を迫られることがあって、結局スマホのメモ帳に書くことになった。貸し出し記録をつけることはシステム的に簡単だろうに、それをあえてしないということはその昔の習慣を引きずっているのだろう。

新しい人間がシステムを担当するようになって、古い上長と言い合いになり、なぜ記録付けないんですかとか、そりゃお前当たり前だよとか、そんなやり取りが目に見えてしまう。