気づき日記

気の付いたことを書いています

喉が弱いのには原因があった件

気づいた頃から、風邪をひきやすい体質だった。最初に喉が痛くなる。その後その痛みが下がっていって、軽い咳となり、もっと下がってひどい咳となる。風邪は喉から来る体質なのだと思っていた。ある事実に気づくまでは。

よく考えると、風邪というのは体調が悪くなったことを言うのだから、弱いところから症状が出る。熱の風邪とか、鼻の風邪とか言われるが、それぞれその部分が弱いのだろう。自分の場合は喉であった。風邪をひくとかならず最後は気管支炎のようになって、乾いた咳がいつまでも続く。横になると発作のようになり夜も寝られないため、夜間救急に駆け込んだこともあったが、動いている分にはぜんそくのようにはならないため、気のせいだという感じにいなされた。ちなみに咳喘息のようになって眠れないくらい咳に悩まされる場合に効く成分はリン酸コデイン。呼吸器科を受診してどんな咳止めでも効かないのだと訴えたところ処方された。寝られるので体力が回復して直すことができた。ただ、これを内科の医者に言うとそれは麻薬だよと言われる。民間療法では龍角散。これで2時間は寝られる。

いつも風邪をひくと最後まで喉が残り、2-3か月続くこともあった。そのたびに抗生剤を何度ももらって直したものだ。しかし、あることをきっかけに喉が弱いという体質から脱却することができた。自分的にはこの経済効果は計り知れない。

あるとき耳鼻科に通った。咳喘息状態なので、少しでも専門と思ったからだ。そこで言われた。まだ赤いからしばらく様子を見ましょう。1週間後に行った。まだ赤いねぇ。なんでだろうね。様子見で。ということで開放されたのだが、なるほど自分の喉はいつも炎症をしているのだと自覚した。

またある時は、口腔の一部に慢性的な炎症が起こっていて、大学病院で扁平苔癬と呼ばれた。これはしばらくして気にならない程度に治まったので大事にはならなかった。

何年かのち、歯科に通って虫歯の治療をした。笑うと銀の詰め物が良く見えるので、気にしていた。セラミックの詰め物をすることで、歯が白くなることを知っていたので、それをお願いした。自分は本当に虫歯体質で、間食をしないのに虫歯になる。おかげで臼歯はほとんどが詰め物をしている。直感的に金属をいつも溶かして飲んでいるのだと思っていた。医学的には問題ないのだろうが、これだけの量がいつも唾液に浸されているとしたら、相当量が溶け出しているだろう。半年かけて3/4の詰め物をセラミックに交換した。その取り換え過程で発見されたのだが、詰め物の上に詰め物をしている例があった。どこかの歯医者が手を抜いた模様。金属同士を合わせると、成分の微妙な違いにより電圧(電気)を生じるとのこと。歯医者は信頼できるところにしたい。

するとどうだろう、風邪をひきにくくなった。最初に喉が荒れることは変わらないが、その時点で葛根湯を飲むとそのまま治癒した。今までは何をしても必ず風邪をひいて咳こんでいたが、初めてかかり始めの風邪を治すことに成功した。これはその後も変わらなかった。

結論。歯の詰め物の金属アレルギーにより、喉や口腔の炎症を引き起こしていた。以上。って、ここにたどり着くまでに要した何十年。どうしてくれるんだ。orz.(もしかすると詰め物に粗悪品を使用している歯医者があったという可能性も。。)